相談支援事業所

『ルポーズ』

地域活動支援センター

『そよかぜ』

相談支援事業所『ルポーズ』

宇佐市にお住いの、主に精神障がいのある方やご家族に対して、より良い日常生活・社会生活を営むことができるよう相談に応じ、情報提供を行っています。また、自立支援協議会への参画など地域づくりの一端を担っています。

相談したり、ゆったり過ごしたり人とつながる地域の茶の間

精神保健福祉士等の資格を有した職員が相談に応じます

宇佐市の委託を受けた相談支援事業所です。また、福祉サービスを利用する際に必要な計画相談、地域移行・地域定着支援も実施しています。ピアサポート体制もあり、リカバリーした経験を活かし、相談者と同じ目線に立って相談・助言を行うピアサポーターを配置しています。

事業所の垣根を越えて、仲間と楽しむイベントを開催

宇佐市より障がい者芸術文化活動支援事業(アトリエぐぅ(創作活動)など)、ピアサポート事業(クッキングクラブ)の委託を受けて活動しています。宇佐市内にお住まいの方、市内のサービスを利用されている方を主な対象としており、得意なことや好きなことを仲間とともに楽しむ時間を企画しています。

地域活動支援センター
『そよかぜ』

自分のペースで過ごせる“憩いの場”です。宇佐市の委託を受けた地域活動支援センター(Ⅰ型)であり、「仲間と過ごす居場所がほしい」というみなさんの声でできた場所です。

ピアスタッフ(当事者スタッフ)を2名配置しています

自分の思いや悩み(仕事や人付き合いなど)について気軽に話し、聴いてもらえるグループミーティングを行っています。女性の茶話会や卓球サークルなどのイベントも定期開催し、交流の場づくりをしています。

*ピアサポートとは、「同じ問題や環境を体験する人が対等な関係性の仲間(ピア)で支えあうこと」です。(「精神保健福祉用語辞典」中央法規より)ここでは、得意なことを教え合ったり仲間同士で楽しむことを“ピア活動”と呼んでいます。

いつ来ても、いつ帰っても良いフリースペース

決まったプログラムはなく、のんびりしたり、仲間と語らったり、卓球や将棋を楽しんだりして過ごせる場所です。見学をご希望の際はお問合せください。憩いの場は無料でご利用いただけますが、イベントなどは別途参加費をいただく場合がございます。

施設外観

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施設内観

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課題は一緒に乗り越える、希望に向かって歩み出せるように。

法人 統括本部長

石川 博一

社会福祉士
精神保健福祉士
公認心理師
主任相談支援専門員
介護支援専門員

所属先:相談支援事業所「ルポーズ」 事業管理者
地域活動支援センター「そよかぜ」 施設長
就労継続支援B型事業所「スクラムサポート」 事業管理者

『ルポーズ』『そよかぜ』について

相談支援事業所「ルポーズ」は、伴走型の相談支援を心がけています。相談者の意思決定を支援し希望する生活に向けて共に考えさせて頂くことを大切にしています。また地域活動支援センター「そよかぜ」は、ピアサポート(障がい当事者同士の支え合い)の考え方を大切に、ピアスタッフ(当事者職員)を中心に憩いの場であるフリースペースの運営を行っています。

個室で安心して相談できる
自然光がたっぷり入るフリースペース

私の担当業務について

宇佐市内在住の精神障がいのある方やご家族から、日常生活や地域社会との関わりについてなどご相談をお受けしています。一緒に考えたり、必要な情報提供を行っています。障がいのある方々が地域生活を行うための課題を解決する仕組みである「自立支援協議会」に参画しています。

仕事のやりがいや、心に残るエピソード

利用者さんを中心に「ルポーズ・そよかぜ」の開所式を行った日のことを懐かしく思い出します。利用者さんと地域をつなぐ施設としてスタートをきった瞬間でした。日々いろんなことがありますが、利用者さんやご家族、職場の仲間から必要とされているのを感じる時が、やはり一番嬉しいです。また障がいのある方が自立を目指して、親元やグループホームから離れ、一人暮らしを始める際に支援をさせてもらったり、障がい者同士のパートナーシップを支えるお手伝いができた時も大変嬉しかったです。相談に来られた方が希望に向かって歩みだし、課題を一緒に乗り越えられた時には、この仕事のやりがいを感じています。

日々大切にしていること

利用者さんやご家族、そして伴走する私たちスタッフ、さらに地域で支えてくださる関係者の皆さんと、共により良い方向で合意形成を図れることが、私どもの仕事であり目指すところだと認識しています。そのためには「お互いの違いを認め合うこと」が大切だと身をもって感じています。どうしても自分の価値観で物事を判断してしまいがちなので、ソーシャルワークの考え方を中心に相互理解に努めています。また、スタッフ間のミーティングや関係機関との情報共有を定期的に行いながら、自己研鑽を積むことも大切にしています。

みんなで楽しめる空間づくり、まずは自分がワクワクすることを。

松永 万代

社会福祉士
精神保健福祉士
相談支援専門員

所属先:
相談支援事業所「ルポーズ」

アートイベント『アトリエぐぅ』について

『アトリエぐぅ』は絵画・造形のワークショップです。プロのアーティストを講師として迎え、アートに触れながら表現することを楽しみます。宇佐市内のさまざまな事業所に参加を呼びかけており、普段利用されている事業所以外の人たちと出会え、ワクワクする時間を共有できることも魅力の一つです。また、障がいのある方のアート活動を支援する方々に対して情報発信も行っており、障がい者アートを地域で盛り立てていくことを目指しています。

仲間と楽しむクッキング
アートに触れるひととき

私の担当業務について

面談や電話での相談対応やサービス等利用計画の立案など、相談支援業務を担当しています。宇佐市自立支援協議会の事務局をはじめとした、関係機関の方々とお仕事をさせていただく機会も多い部署です。そのかたわら、宇佐市より委託を受けている障がい者芸術文化活動支援事業、ピアサポート事業(クッキングクラブ)の企画・運営に携わっています。

仕事のやりがいや、心に残るエピソード

企画したイベントを通して新しい趣味が増えたというお話を聞くと、皆さんの暮らしを少し華やかにできているのかなと思えて嬉しいです。以前『アトリエぐぅ』の作品展開催に向けて、参加者やご家族、講師の方々へのインタビューを企画しました。『アトリエぐぅ』の活動や表現することに対しての思いに触れ、みなさんと一緒に活動を育んでいるんだということを再認識したときは、万感の思いがこみ上げてきました。挑戦を後押ししてくれる上司や意見を出し合える同僚、柔軟な視点やアイデアでいつも刺激をくださる講師に恵まれ、やりたいことを形にしていくことは強いやりがいを感じています。

日々大切にしていること

余暇のイベントで「自由に、楽しく」を味わっていただくには、私自身がおもしろそうだと思えるものを提案したい。その考えを軸に企画しています。活動の機会づくりだけであれば簡単に済ませてしまえるけれど、アイデアや工夫次第でどこまでも幅が拡げられることが企画をする醍醐味だと思っています。そんなひと手間、ふた手間をかけるには、自分自身の“ゆとり”を大切に感じており、業務上の時間管理は特に意識しています。それ以外の時間は自分を労りつつ満足感のある過ごし方をしたいのですが、理想は遠く、模索している最中です。